MoneyForwardを使ったら幸せになった話

今年もあと数日ですがいかがお過ごしでしょうか.

今年の10月頃に@dll7に自動家計簿は良いゾと紹介され,興味本位ではじめてみたら想像以上に神サービスだったので紹介します.MoneyForwardの回し者ではないです.

MoneyForwardとは?

簡単に言うとweb上で家計簿をつけることができるサービスです.もちろん,ただ家計簿をつけるだけのものではなく,様々な機能を備えています.また,webだけでなくiPhoneAndroid版アプリも存在しています.

同様のサービスとしてMoneyTreeやZaim等があります.

何ができるの?

一番メインとなるのがやはり銀行口座やクレジットカードとの紐付けでしょう.これは,MoneyForward上でオンラインバンキングのアカウントやクレジットカードのアカウントを紐つけておくと,定期的に(もちろん手動でも可能)情報を引っ張ってきてくれるというもの.登録できる金融機関は執筆時点で2656種類で,主に銀行,クレジットカード,証券やFX,通販やポイントカード等と紐付けることができます.

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こんな感じでガンガン登録できます.

各金融機関から情報を取得すると家計簿に自動で追加されていきます.わざわざ手作業で家計簿を作らなくても放っておけば勝手に追加されていくというのが最大の利点です.

ここで便利なのがカテゴリの自動振り分け機能です.例えば病院の診察料をカードで支払った場合,それが反映されると自動で「医療費」カテゴリに振り分けられます.カテゴリは任意で変えたり追加したりすることもできますし,一度設定すると学習してその後は自動で振り分けてくれます.

ちなみに,現金管理として財布を登録することもできます.もちろん手動です.

家計簿はこのような感じでガンガン登録されていきます.

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これも店名から判断された自動振り分けによるものです.

こうして作られた家計簿リストは,1ヶ月分を区切りとして収支情報などが整理されます.月の起点となる日を変更することができるので,1日から31日ではなく25日から翌月の24日までを1ヶ月分として処理するといったこともできます.個人的に感動したのは「給料日が休日だったとき,区切りの開始日を直前の金曜にするか次の月曜にするか」を選べる点です.こういった細かいところも考慮されています.

また,MoneyForwardは家計の状態をわかりやすく視覚化してくれます.各カテゴリ毎にひと月いくら使ったかを表示してくれたり,月毎にグラフ化して比較を行うことができたりします.個人的には支出をカテゴリ別に円グラフにしてくれる機能が見ていて楽しいです.調子に乗ってるとこんな感じになります.

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これはEOS 80Dを買ってしまったときのものです…

また,トップページでは自分の資産総額や各口座の残高,カードの利用残高や次の引き落とし額など重要な情報を確認することができます.他にも直近の利用履歴や今月の収支,資産総額の推移グラフなどが表示されます.

特にカードの引き落とし日を表示してくれるのは有り難いですね.スマホアプリ版では引き落とし日が近づいたときに口座残高が引き落とし額を下回ってると通知してくれたりします.

いかがでしょうか.他にも家計の予算を立てる支援をしてくれる機能や,家計の診断をしてくれる機能,CSVでのインポート,エクスポート機能などがあります.やはり自動で家計簿がつくという点が最大の利点で,ノートやExcelでいちいち記帳する作業はもう考えたくないです.自分の資産に関する情報が全部MoneyForwardに集約できるので,一元管理と言う意味で本当に楽になります.社会人だけでなく資産管理が適当になりがちな学生の一人暮らしにもオススメできます.自分のことです.

このMoneyForwardですが,基本的な利用は無料です.ただし無料版だと登録できる金融機関の数に限りがあったり,1年間しかデータが保持されないなどの制限があるので,そういった場合は月額500円の有料会員になる必要があります.また,先程紹介した資産推移グラフや家計診断,CSVの機能なども有料会員の機能です.いうて500円なんてラーメン1杯我慢すればいいだけだし誤差では…?と言った感じで私は利用開始3日目から有料会員になりました.冒頭でも言っていますが回し者ではないです.

カードと口座で履歴が重複するのでは…?

多分使い始めて最初に思う不安がこれだと思います.カードで買い物をすると履歴が登録されますが,そのカードの利用分は銀行から引き落とされます.その銀行の引落しの履歴も登録されるので,最終的に2倍の支出額が登録されてしまうのでは…?というアレです.

もちろんこの問題は上手いこと対処されています.銀行からの引落し分は既にカードの利用履歴として登録されているので,その場合は銀行の履歴を「振替機能」によってカードの履歴へ移転します.

めっちゃわかりにくいのでわかりやすく説明すると,自分の持つA銀行からB銀行に1万円送金するケースを考えます.そのまま履歴を取得するとA銀行の支出が1万円,B銀行の収入が1万円として登録されます.結果として収支ゼロですが,月の収支には誤差が生じますね.このような「自分のもつ口座間で資産を移転する」ときに振替機能を使います.これを用いることで,履歴は残りますが収支の計算には反映させず,口座の残高だけ変わります.

同様のことを銀行口座とカード間で行います.こうすることで,銀行→カードへの資産移転とみなし,その上でカードで物を買っていると見立てることで重複を防いでいます.これめっちゃ頭良くないですか.

ちなみにAmazon楽天などの通販サイトも登録することができます.通販サイトの履歴は決済ごとに単発で降ってくるのではなく商品ごとに降ってくるので,一度の買い物で様々な物を買っても商品ごとにカテゴライズを行うことができます.この時も振替機能を用いて,銀行→カード→Amazon といった順番の振替を行うことで重複が防がれています.

この銀行カード間の振替機能ですが,なんと全て自動で行ってくれます.最初の引落し日に一度だけ振替の指定を行うだけで,学習してあとは自動で振替してくれます.また,Amazonの履歴については指定の必要がなく,カードの履歴の内容が「AMAZON

.CO.JP」でMoneyForwardにAmazonが紐付けられていれば自動で振替してくれます.他の通販も同様です.これ本当に便利なので一度使ってみてほしい…

現金を使わなくなった

もともと私は家計簿をつけない人間だった(上京して1週間だけつけてたけど面倒すぎて諦めた)のですが,そろそろ支出の管理しないとまずいなぁと思ってた頃にMoneyForwardの存在を知りました.最初の頃は通販とか自動で家計簿を付けてくれるので便利だなぁと思っていたのですが,

 

現金決済を手動で登録するのが面倒

 

通販は基本的にカード支払いなので自動で記帳されていくのですが,日々の現金での支払いは手動で登録しないといけないので結局やってることはExcel家計簿と同じなんですよね.

ですが,MoneyForwardには「PASMOの履歴を読み取って家計簿に登録する」機能があります.Android端末限定ですが,MoneyForwardのFelicaリーダアプリを使うことでPASMOの履歴を登録することができます.もちろんSuicaやその他交通系電子マネーにも対応しています.PASMOが保持する決済履歴は直近の20件だけですが,1日20件も決済することはあまりないと思うので毎日読み取れば問題ないでしょう.

この機能を用いることで運賃も自動で家計簿に登録できますし,コンビニや自販機はSuicaで支払い,食料品や通販,ちょっと大きい買い物をクレジットカードで決済することで,キャッシュレス生活を実現することができます.というかしました.ここ2ヶ月くらい現金使ってません.

現金を使わずに全てMoneyForwardに紐付けたものだけで決済するので,記帳忘れが無くなります.これもかなり大きい利点です.

特に12月からはPASMOオートチャージを登録したので,いちいちATMから現金を下ろして券売機でチャージという無駄な行動もやめることができました.最近ではコンビニで現金ジャラジャラしてるオッサンを見ると苛々してくるようになって,それはそれでアレですが.

と,つらつらと利点を書いてきましたが,とにかく家計簿つけるのが苦手な人,つい無駄遣いしてしまう人に特にオススメします.家計簿はちゃんと作れられるし,使ってるうちにだんだんキャッシュレス生活に移行できて一石二鳥です.まずは登録だけでもしてみてはどうでしょう.

追記

もともとヨドバシカメラのクレジットカードをメインに使っていたのですが,どうやら一覧に存在せず連携できないようなのでヨドバシカード使うのやめました.